コバルトブルーに輝く大沼池は、志賀高原で最も大きな湖沼です。
志賀山からの溶岩流で川がせき止められて誕生しました。強酸性の為、魚は生息しておりません。
透明度が高く、浅瀬部分ではそこが透けて見えます。
池の水が強酸性のpH4を示すことから、池に流入する河川水は、pH2.8(赤岩沢川)を示すものあり
赤石山のつくる深成岩類(ひん岩)が強い熱水変質を受け多量の黄鉄鉱ができ、
これが硫酸イオンとし河川水に溶け出すためとされてます。赤石沢上流にみられる白色(黄色)の崖が、
この強酸性水の源となっています。
見る確度、光の加減により輝き変化します。
大沼池を見下ろせる場所があります。美しくエメラルドグリーンに輝く池の変化が感動的です。
大沼池の正面には、お手洗い、無料のレストハウスがあります。
大沼池は、車では行けないため、最短距離で大沼池入口(清水公園)から出発し大沼池に目指します。大沼池入口から池尻まで約1時間、
池尻からレストハウスまで約20分。
または、前山湿原(前山山頂)*硯川・ほたる温泉*からスタートする池めぐりコースとなります。サマーリフトが運休の場合は、前山登山:約30-40分です。
大沼入口、前山リフト乗り場周辺には駐車場がございます。
-志賀高原の昔ばなし-